2015/02/24(Tue) 11:
05:31
薬を飲み始めた経緯・経過はこちらへ→多動の薬を試す① / 多動の薬を試す②
息子にストラテラを過剰投与してしまった事件について記します。
これは番外編の記事で、一般の方にはあまり必要ない内容かもしれません。
ただ、世界は広いですから。。同じような失敗をしてしまった方の参考に記事を残します。
母親としての監督不行き届きを責められると、まったく返す言葉がない大失敗。でも、結果、無事に終わったので、誰かの助けになればとあえて皆様にお伝えします…。
※念のため…薬についての数値的な情報を含め、その他の子どもに対する対処など、すべての情報は、今回相談した際に口伝えに聞いたものです。内容に責任をとることができませんので、とあるケースの情報としてお読みください。また、同様の状態になった方は、必ず医療機関に相談されるか受診されることをお勧めします。
★事件の詳細★
とある週末の夜に事件は起こりました。
詳細は省きますが、簡単に言うと、夫がすでに夜の分のストラテラ投薬を済ませていたことに気付かず、私も子供に重複して夜のストラテラ投薬をしてしまったのでした。
いつもだったら夫に「飲ませた?」と確認するのにどうしてこの日、夫に確認しなかったのかは私にもわかりません。ちなみに息子には「飲んだ?」と聞きましたが「飲んでないよ」と言っていました。でも、相手は子供だし、自分だってすでに薬を飲んだか忘れることはよくあるので、これは明らかに大人の責任。。。
この事件の頃、飲んでいたのは朝10mg、夜25mg(1日合計35mg)のストラテラでした。ストラテラを始めて約半年、この分量になって2か月ほど経過したところでした。
ストラテラは体重1kgに対して1.8mgが1日の最大量とされているようで、体重20kgの息子には、すでに普段飲ませている規定量でも最大量36mgに近い、35mgを投与していた状態でした。
そんな中、夜の投薬を倍量してしまったということ、つまり25mg×2=50mg。
1日最大量が36mgなのに、夜だけで50mg、一日にして60mgも投与してしまったという、そんな事件でございました。
夫は夕食後すぐに最初の25mgを投薬し、私(母)は、それから30~40分後の入浴後に重複した25mgを飲ませてしまいました。1回目と2回目(重複回)の投薬には30分少々の時間差がありました。
★発覚し、対処★
2回目の薬を飲ませて10分後くらいで、事件は発覚しました。私も夫も真っ青です。「やってしまった!!!」
1)最初にネット検索をする(発覚後0分~5分)
体験談や医療関係の記事はないだろうか。。夫と2人、それぞれスマホにかじりつきました。「ストラテラ 飲ませすぎ」「ストラテラ 過剰投与」「ストラテラ 飲み過ぎ」「ストラテラ 過剰摂取」…思いつくキーワードで検索しますが、はっきりいって、
全くと言っていいほど関連記事にたどり着きません。
…やはり、自分のやってしまった薬の過剰投与は、日本でもレアケースな大失敗なのか…??でも死んだとか、深刻な後遺症を負ったいう記事には当たらないから、そこまで大事件にはならないのか…?
いろんな想像が頭をめぐります。
でも、とにかく、ネットには答えはなさそうです。これは無駄に時間をとっている場合ではありません。
2)小児救急電話相談に電話する(発覚後5分~15分)
土曜日の夜8時ごろの事件でしたので、処方箋を書いてくださっている地域の療育センターの先生には当然連絡できる時間ではありません。まずは自治体がやっている小児救急相談に電話しました。
電話に出てくれた方に、経緯を相談します。とても親身に聞いてくださって少しほっとします。しかし、電話に出ている方は医師ではないので、すぐに内容に判断がつかないとのこと、途中、何回か「ちょっと待ってくださいね」と待機中の音楽が流れ、周囲に聞いてくださっている様子…。
結局、その場ではアドバイス等は難しいということで、「このまま小児科のお医者さんに電話を転送して相談する」か「今からどこかの病院に行って受診するか」を選んでくださいと言われました。夜も遅く、一応子供ももう布団の中なので、「まずはお医者さんに相談させてください」とお願いしました。
そのまま待機ののち、電話を転送してもらうことができました。男性のお医者さんが電話口に登場。
以下が指示の概要。
①そこまで慌てることはないので、まずは夜、寝ている様子を確認しましょう。
②今から3時間後くらいに(夜の12時ごろ)一度起こして、言動を確認しましょう。
③朝、問題なければ、朝の薬は投与してよい。(1日2回飲むということは、半日で体内からだいたいなくなるということでしょ?とのこと)
ということでした。当たり前ですが、普通の小児科のお医者さん。もっともな指示だと思い、もちろん従おうと思いますが、なんとなく具体性に欠くような…?それほどストラテラと親しい感じではなさそうです。
それでも、「急いで病院へ!」と言われなかったことにほっとして電話を置きました。
眠りについた息子を、居間に敷いた布団に移動させ、居間で一晩息子を監視することになりました。
3)薬を処方してくれた薬局に相談する(発覚後40分~60分)
小児科のお医者さんから指示は聞いたものの、なんとなく不安でソワソワ…。
すると夫が「薬局に聞いてみたら?」と。もうその頃は21時を回っていたのですが、たしかその薬局は前に遅くまでやっていたから選んだ薬局。慌てて薬の袋を見ると…!
「営業時間外電話連絡先」とあって、携帯番号が記されているではありませんか!!(号泣)
なんてすばらしい薬局だと心底感動しながら、携帯の番号に電話をかけます。
すると若いお姉さんの(←推定)薬剤師さんが電話に出てくれました。経緯を相談すると、ストラテラの薬について調べてくれました。以下が相談のお答え。
①過剰投与の症状としては「痙攣・異常行動・頻脈・血圧上昇」など。ただし、これは規定量の5倍、10倍飲んだ場合に起こるものだと考えていればいいと思いますよ。
②かつて、自分のお客さんで大人の方がストラテラを過剰摂取してしまったことがあって、その時には「吐き気」がすごかったと聞きましたよ。とても寝てられないほどの吐き気だったと聞いているので、お子さんがすやすや寝ているのであれば、そこまで心配しなくていいですよ。
③血中濃度は飲んでから1~2時間がピークで、5時間ほどで半減しますよ。この表を見た感じだと、明日の朝の10mgの投与はお休みしてもよいかもしれませんね。
④1日の最大量は体重1kgあたり1.8mgで最大で120mgとされています。大人で120mgが最大と考えるとその半量の60mg、そこまで大慌てしなくても大丈夫かな…?とも思いますが。
おおおお~~。なんだか、数値もあって具体的なお話だったので納得しました。結果、小児科のお医者さんの指示とは「翌朝の投薬」の部分が異なったのですが、具体的なデータの裏付けがあったので、「明日の朝の薬は休もう」と決めました。
※さて…時間が経って落ち着いた今だったら見つけられるんですね。こういうデータ。正しいデータはここですね。
↓↓↓
ストラテラカプセル添付文書
↑↑↑
PDFのページになります。ここに、確かに過剰投与の項目もあって、薬剤師さんの言っていた通りです。ただ、過剰投与で死亡例もとかいてあり(ここは容量を聞いていたこともあり、薬剤師さんは気を遣って言わなかったのかな)、過剰投与の恐ろしさを改めて感じたりします…。
4)ひたすら夫と息子を見守りながら居間で夜を過ごす
小児科医の先生から「一度起こして様子をみる」と指示のあった12時ごろ、ちょうど息子が寝返りついでに少し寝ぼけて起きました。特に変わった様子がなかったので、そのまま寝かせて一晩…。。
無事に、いつも通りの朝を迎えることができました!!
★反省★
①毎日投薬するのだから、薬の包装部分に日付を書くなり、ピルケースに入れて管理するなり、しないとダメですよね。
②大人同士はちゃんと情報を確認しあうこと。
全て超当たり前すぎるのですが、できていませんでした。ダメ親過ぎて何も言えません。
コトの起こりはこんなに簡単に、ぞっとすることが起きてしまうんだ、という印象の事件でした。
もちろん、そんなことに至ってしまったのは、数々の親のミスが重なったものによるのですが。
世間の皆さまは、大切なお子さんにこのようなミスをすることはないのかもしれませんが…。万一の時は、参考になれば幸いです。
反省します。。。(ショボン)
※いろんなピルケース、ありますね。投薬管理はしっかりと!





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息子にストラテラを過剰投与してしまった事件について記します。
これは番外編の記事で、一般の方にはあまり必要ない内容かもしれません。
ただ、世界は広いですから。。同じような失敗をしてしまった方の参考に記事を残します。
母親としての監督不行き届きを責められると、まったく返す言葉がない大失敗。でも、結果、無事に終わったので、誰かの助けになればとあえて皆様にお伝えします…。
※念のため…薬についての数値的な情報を含め、その他の子どもに対する対処など、すべての情報は、今回相談した際に口伝えに聞いたものです。内容に責任をとることができませんので、とあるケースの情報としてお読みください。また、同様の状態になった方は、必ず医療機関に相談されるか受診されることをお勧めします。
★事件の詳細★
とある週末の夜に事件は起こりました。
詳細は省きますが、簡単に言うと、夫がすでに夜の分のストラテラ投薬を済ませていたことに気付かず、私も子供に重複して夜のストラテラ投薬をしてしまったのでした。
いつもだったら夫に「飲ませた?」と確認するのにどうしてこの日、夫に確認しなかったのかは私にもわかりません。ちなみに息子には「飲んだ?」と聞きましたが「飲んでないよ」と言っていました。でも、相手は子供だし、自分だってすでに薬を飲んだか忘れることはよくあるので、これは明らかに大人の責任。。。
この事件の頃、飲んでいたのは朝10mg、夜25mg(1日合計35mg)のストラテラでした。ストラテラを始めて約半年、この分量になって2か月ほど経過したところでした。
ストラテラは体重1kgに対して1.8mgが1日の最大量とされているようで、体重20kgの息子には、すでに普段飲ませている規定量でも最大量36mgに近い、35mgを投与していた状態でした。
そんな中、夜の投薬を倍量してしまったということ、つまり25mg×2=50mg。
1日最大量が36mgなのに、夜だけで50mg、一日にして60mgも投与してしまったという、そんな事件でございました。
夫は夕食後すぐに最初の25mgを投薬し、私(母)は、それから30~40分後の入浴後に重複した25mgを飲ませてしまいました。1回目と2回目(重複回)の投薬には30分少々の時間差がありました。
★発覚し、対処★
2回目の薬を飲ませて10分後くらいで、事件は発覚しました。私も夫も真っ青です。「やってしまった!!!」
1)最初にネット検索をする(発覚後0分~5分)
体験談や医療関係の記事はないだろうか。。夫と2人、それぞれスマホにかじりつきました。「ストラテラ 飲ませすぎ」「ストラテラ 過剰投与」「ストラテラ 飲み過ぎ」「ストラテラ 過剰摂取」…思いつくキーワードで検索しますが、はっきりいって、
全くと言っていいほど関連記事にたどり着きません。
…やはり、自分のやってしまった薬の過剰投与は、日本でもレアケースな大失敗なのか…??でも死んだとか、深刻な後遺症を負ったいう記事には当たらないから、そこまで大事件にはならないのか…?
いろんな想像が頭をめぐります。
でも、とにかく、ネットには答えはなさそうです。これは無駄に時間をとっている場合ではありません。
2)小児救急電話相談に電話する(発覚後5分~15分)
土曜日の夜8時ごろの事件でしたので、処方箋を書いてくださっている地域の療育センターの先生には当然連絡できる時間ではありません。まずは自治体がやっている小児救急相談に電話しました。
電話に出てくれた方に、経緯を相談します。とても親身に聞いてくださって少しほっとします。しかし、電話に出ている方は医師ではないので、すぐに内容に判断がつかないとのこと、途中、何回か「ちょっと待ってくださいね」と待機中の音楽が流れ、周囲に聞いてくださっている様子…。
結局、その場ではアドバイス等は難しいということで、「このまま小児科のお医者さんに電話を転送して相談する」か「今からどこかの病院に行って受診するか」を選んでくださいと言われました。夜も遅く、一応子供ももう布団の中なので、「まずはお医者さんに相談させてください」とお願いしました。
そのまま待機ののち、電話を転送してもらうことができました。男性のお医者さんが電話口に登場。
以下が指示の概要。
①そこまで慌てることはないので、まずは夜、寝ている様子を確認しましょう。
②今から3時間後くらいに(夜の12時ごろ)一度起こして、言動を確認しましょう。
③朝、問題なければ、朝の薬は投与してよい。(1日2回飲むということは、半日で体内からだいたいなくなるということでしょ?とのこと)
ということでした。当たり前ですが、普通の小児科のお医者さん。もっともな指示だと思い、もちろん従おうと思いますが、なんとなく具体性に欠くような…?それほどストラテラと親しい感じではなさそうです。
それでも、「急いで病院へ!」と言われなかったことにほっとして電話を置きました。
眠りについた息子を、居間に敷いた布団に移動させ、居間で一晩息子を監視することになりました。
3)薬を処方してくれた薬局に相談する(発覚後40分~60分)
小児科のお医者さんから指示は聞いたものの、なんとなく不安でソワソワ…。
すると夫が「薬局に聞いてみたら?」と。もうその頃は21時を回っていたのですが、たしかその薬局は前に遅くまでやっていたから選んだ薬局。慌てて薬の袋を見ると…!
「営業時間外電話連絡先」とあって、携帯番号が記されているではありませんか!!(号泣)
なんてすばらしい薬局だと心底感動しながら、携帯の番号に電話をかけます。
すると若いお姉さんの(←推定)薬剤師さんが電話に出てくれました。経緯を相談すると、ストラテラの薬について調べてくれました。以下が相談のお答え。
①過剰投与の症状としては「痙攣・異常行動・頻脈・血圧上昇」など。ただし、これは規定量の5倍、10倍飲んだ場合に起こるものだと考えていればいいと思いますよ。
②かつて、自分のお客さんで大人の方がストラテラを過剰摂取してしまったことがあって、その時には「吐き気」がすごかったと聞きましたよ。とても寝てられないほどの吐き気だったと聞いているので、お子さんがすやすや寝ているのであれば、そこまで心配しなくていいですよ。
③血中濃度は飲んでから1~2時間がピークで、5時間ほどで半減しますよ。この表を見た感じだと、明日の朝の10mgの投与はお休みしてもよいかもしれませんね。
④1日の最大量は体重1kgあたり1.8mgで最大で120mgとされています。大人で120mgが最大と考えるとその半量の60mg、そこまで大慌てしなくても大丈夫かな…?とも思いますが。
おおおお~~。なんだか、数値もあって具体的なお話だったので納得しました。結果、小児科のお医者さんの指示とは「翌朝の投薬」の部分が異なったのですが、具体的なデータの裏付けがあったので、「明日の朝の薬は休もう」と決めました。
※さて…時間が経って落ち着いた今だったら見つけられるんですね。こういうデータ。正しいデータはここですね。
↓↓↓
ストラテラカプセル添付文書
↑↑↑
PDFのページになります。ここに、確かに過剰投与の項目もあって、薬剤師さんの言っていた通りです。ただ、過剰投与で死亡例もとかいてあり(ここは容量を聞いていたこともあり、薬剤師さんは気を遣って言わなかったのかな)、過剰投与の恐ろしさを改めて感じたりします…。
4)ひたすら夫と息子を見守りながら居間で夜を過ごす
小児科医の先生から「一度起こして様子をみる」と指示のあった12時ごろ、ちょうど息子が寝返りついでに少し寝ぼけて起きました。特に変わった様子がなかったので、そのまま寝かせて一晩…。。
無事に、いつも通りの朝を迎えることができました!!
★反省★
①毎日投薬するのだから、薬の包装部分に日付を書くなり、ピルケースに入れて管理するなり、しないとダメですよね。
②大人同士はちゃんと情報を確認しあうこと。
全て超当たり前すぎるのですが、できていませんでした。ダメ親過ぎて何も言えません。
コトの起こりはこんなに簡単に、ぞっとすることが起きてしまうんだ、という印象の事件でした。
もちろん、そんなことに至ってしまったのは、数々の親のミスが重なったものによるのですが。
世間の皆さまは、大切なお子さんにこのようなミスをすることはないのかもしれませんが…。万一の時は、参考になれば幸いです。
反省します。。。(ショボン)
※いろんなピルケース、ありますね。投薬管理はしっかりと!





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2015/01/20(Tue) 12:
38:23
薬を飲み始めた経緯については→多動の薬の記録①へ。
多動の薬を試すために療育センターへまた通院し、●通院2回目●で、多動の薬「ストラテラ」を飲むことになった息子です。
処方のされ方について記録します。
6歳(小学校1年生)、体重19キロ(お医者さんが持っている投薬の分量一覧表には体重20kg~となっていたので、体重20kgとして処方してもらいました。)
ストラテラの効果は1か月~ごろに「もしかしてよくなってきたかも?」と感じるようなジワリとした効き目らしいのですが、まずは2か月かけて、飲む量を増やしていくことになりました。
ちなみに副作用は主に「食欲の低下・睡眠障害(眠れない)」であると説明されました。だ…大丈夫かしら。(結果から言うと、これらの副作用はうちの子にはなかったです。)
それと、療育センターそばの薬局で薬を出してもらえばよかったのですが、お医者さんの「どこにでも売ってる薬です」の言葉に、自宅そばの薬局に処方箋をもっていくと、軒並み「在庫してませんので取り寄せ」と言われました。
なにせ、薬が高額なんですよ。1か月で保険適用3割負担でも実費1万5千円~かかります(もちろん容量による)。
(ちなみに私の地域では幸いまだ乳児医療適用年齢だったので薬は実費タダ。お試ししたい方はその時期を考えてやってみるのも…)
薬局的に在庫するには高額すぎてリスクを伴うみたいです。特に5mgや10mgなどの低用量のものほど在庫してませんでした。
さて、以下は投薬の数値的記録↓
①1日目~10日目(最初の10日間)
朝食後:ストラテラカプセル5mg
夕食後:ストラテラカプセル5mg
…合計で1日で10mg摂取してるということですね。
ストラテラの5mgは黄色いカプセルです。
②11日目~30日目(20日間)
朝食後:ストラテラカプセル5mg
夕食後:ストラテラカプセル10mg
…合計で1日で15mg摂取してるということですね。
ストラテラの10mgは白いカプセルです。
朝は黄色1錠・夜は白1錠です。この期間中1回くらい飲ませ忘れたかな(笑)毎日投薬するのってなかなか大変。外出してても旅に出かけても薬は忘れちゃダメなんだもの!
③31日目~60日目(30日間)
朝食後:ストラテラカプセル10mg
夕食後:ストラテラカプセル15mg
強調文
…合計で1日で25mg摂取してるということですね。
ストラテラの15mgというものはないので、黄色の5mg+白の10mgという形で飲みます。
…ここまで飲んだところで
●通院3回目●
2か月間、薬の量を増やしつつ飲み、効果が出てきたか確認するための通院です。
この日のために、通院1回目でも渡された「ADHDチェックシート」を家庭で1枚書き(家庭生活チェック)、学校の担任の先生に1枚書いてもらい(学校生活チェック)、病院に向かいました。おそらく初期状態での評価と、60日後の評価との比較をしてくれるはずです。
そしてスバリ、感覚的に効果を感じたかどうか、ですが。
学校生活・家庭生活、ともに大きな変化なし
でした。チーン(涙)。
副作用などは感じていますか?のお医者さんからの問いに、
「最近怒られてるのに笑いが止まらなくて、親が逆上してしまうことがあります。本人も最後は泣き笑いみたいになっているのに、それでも笑いが止まらず苦しんでるときもあります。これは副作用ですか?」
と相談しました。
「う~ん、それは多分、薬の影響とは違うものですね」と先生は一蹴(笑)
そっか、これは薬のせいじゃなくて本人の問題なのね(溜息)。とのやりとり。
で、家庭生活と学校生活のチェックシートを確認したうえで、著しい効果が見られないので
薬を増やせる最大量まで増やして様子を見ましょう
ということになりました。
「そのうえで効果がなければ、この薬は効果がないとして、投薬をやめましょう。」
と言われました。
③61日目~120日目(60日間)
朝食後:ストラテラカプセル10mg
夕食後:ストラテラカプセル25mg
…合計で1日で35mg摂取してるということですね。
ストラテラの25mgは白と水色のコンビの色合い。
この間、金土日の外泊で薬を持たずに出かけてしまい、5回ほど連続して飲み忘れました。。それ以外はほぼ順調に投薬。まあ、親も注意欠陥の症状ってことですかね…でも毎日薬飲むのって本当に大変。
現在ここまで。間もなく通院4回目にいくので、その後の経過をアップします。
ちなみに通院3回目から約1か月(投薬開始から約90日)経過しましたが…家庭生活では変化なしです…。。
お薬は、こんな見た目です。

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多動の薬を試すために療育センターへまた通院し、●通院2回目●で、多動の薬「ストラテラ」を飲むことになった息子です。
処方のされ方について記録します。
6歳(小学校1年生)、体重19キロ(お医者さんが持っている投薬の分量一覧表には体重20kg~となっていたので、体重20kgとして処方してもらいました。)
ストラテラの効果は1か月~ごろに「もしかしてよくなってきたかも?」と感じるようなジワリとした効き目らしいのですが、まずは2か月かけて、飲む量を増やしていくことになりました。
ちなみに副作用は主に「食欲の低下・睡眠障害(眠れない)」であると説明されました。だ…大丈夫かしら。(結果から言うと、これらの副作用はうちの子にはなかったです。)
それと、療育センターそばの薬局で薬を出してもらえばよかったのですが、お医者さんの「どこにでも売ってる薬です」の言葉に、自宅そばの薬局に処方箋をもっていくと、軒並み「在庫してませんので取り寄せ」と言われました。
なにせ、薬が高額なんですよ。1か月で保険適用3割負担でも実費1万5千円~かかります(もちろん容量による)。
(ちなみに私の地域では幸いまだ乳児医療適用年齢だったので薬は実費タダ。お試ししたい方はその時期を考えてやってみるのも…)
薬局的に在庫するには高額すぎてリスクを伴うみたいです。特に5mgや10mgなどの低用量のものほど在庫してませんでした。
さて、以下は投薬の数値的記録↓
①1日目~10日目(最初の10日間)
朝食後:ストラテラカプセル5mg
夕食後:ストラテラカプセル5mg
…合計で1日で10mg摂取してるということですね。
ストラテラの5mgは黄色いカプセルです。
②11日目~30日目(20日間)
朝食後:ストラテラカプセル5mg
夕食後:ストラテラカプセル10mg
…合計で1日で15mg摂取してるということですね。
ストラテラの10mgは白いカプセルです。
朝は黄色1錠・夜は白1錠です。この期間中1回くらい飲ませ忘れたかな(笑)毎日投薬するのってなかなか大変。外出してても旅に出かけても薬は忘れちゃダメなんだもの!
③31日目~60日目(30日間)
朝食後:ストラテラカプセル10mg
夕食後:ストラテラカプセル15mg
強調文
…合計で1日で25mg摂取してるということですね。
ストラテラの15mgというものはないので、黄色の5mg+白の10mgという形で飲みます。
…ここまで飲んだところで
●通院3回目●
2か月間、薬の量を増やしつつ飲み、効果が出てきたか確認するための通院です。
この日のために、通院1回目でも渡された「ADHDチェックシート」を家庭で1枚書き(家庭生活チェック)、学校の担任の先生に1枚書いてもらい(学校生活チェック)、病院に向かいました。おそらく初期状態での評価と、60日後の評価との比較をしてくれるはずです。
そしてスバリ、感覚的に効果を感じたかどうか、ですが。
学校生活・家庭生活、ともに大きな変化なし
でした。チーン(涙)。
副作用などは感じていますか?のお医者さんからの問いに、
「最近怒られてるのに笑いが止まらなくて、親が逆上してしまうことがあります。本人も最後は泣き笑いみたいになっているのに、それでも笑いが止まらず苦しんでるときもあります。これは副作用ですか?」
と相談しました。
「う~ん、それは多分、薬の影響とは違うものですね」と先生は一蹴(笑)
そっか、これは薬のせいじゃなくて本人の問題なのね(溜息)。とのやりとり。
で、家庭生活と学校生活のチェックシートを確認したうえで、著しい効果が見られないので
薬を増やせる最大量まで増やして様子を見ましょう
ということになりました。
「そのうえで効果がなければ、この薬は効果がないとして、投薬をやめましょう。」
と言われました。
③61日目~120日目(60日間)
朝食後:ストラテラカプセル10mg
夕食後:ストラテラカプセル25mg
…合計で1日で35mg摂取してるということですね。
ストラテラの25mgは白と水色のコンビの色合い。
この間、金土日の外泊で薬を持たずに出かけてしまい、5回ほど連続して飲み忘れました。。それ以外はほぼ順調に投薬。まあ、親も注意欠陥の症状ってことですかね…でも毎日薬飲むのって本当に大変。
現在ここまで。間もなく通院4回目にいくので、その後の経過をアップします。
ちなみに通院3回目から約1か月(投薬開始から約90日)経過しましたが…家庭生活では変化なしです…。。
お薬は、こんな見た目です。

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2015/01/20(Tue) 11:
24:04
息子は(かつてはアスペと診断されたがアスペのカテゴリーがなくなったため)高機能自閉症ですが(現在6歳小1)、
1)姿勢維持の難しさ(これは主に前庭覚の問題なのか?)
…授業中の座っている姿勢が悪く、だら~んとしてしまう、立ち歩きはしていない
2)集中すべきところに注目するのが難しい
…見るべきこと、聞くべきことへ注目できず、他のものに目移りしやすい、聞いていても途中でほかのものに惹かれて本来の作業を忘れることも。プリントなど、ポコッとやってない白答などがたまにある。
3)気になるモノにすぐ手が伸びてしまう(衝動性)
…触ってはいけないもの(子どもが触るべきではない操作ボタン、人のモノ)を、良いか悪いか判断する前にすぐ手が伸びてしまう。
4)声のボリューム調整・独り言・多弁
…学校の国語の音読や音楽の歌の時に無駄に大きな声を出してしまう。授業中に自分の世界にまつわる独り言(大好きなエレベーターの「上へ参ります♪」みたいなこと)を急に言ってしまう。休日、ひたすらに「お母さん、妖怪ウォッチの○○と××どっちが好き?」のような必ずしも相手が楽しいとは言えない内容の会話を続ける。トンチンカンなやりとりではないが、退屈な内容なので相手は聞いてられない。
5)身支度が下手
…忘れ物が多い。身支度や宿題など、自主的にはできない。(やれと言えば宿題にはすぐ取り組める素直さはある。)学校の支度は今もほとんど親がやっている。
このあたりのことが今一番の悩みです。
そのなかで2)3)のあたりは、もしかしたらADHDの症状と重なるのでは?と5歳ごろにOTの先生に指摘されました。その時に「多動の薬を試してみたら?」と言われ、一般的に服用開始して良い年齢(6歳)になるのを待って地域の療育センターに相談しました。
●通院1回目●
お医者さんはこれらの症状はADHDというよりは、やはり自閉症に起因するものである可能性は高いかも?という印象だったようです。
実際にADHDとしての側面があるかどうかをチェックしましょう。ということになりました。
★OTの先生による注意欠陥・多動性のチェック(その場で別室で本人が行ったので何が行われたかは不明)
★親がADHDチェックシートを記入する(家庭生活での確認)
★学校の先生にADHDチェックシートを記入してもらう(学校生活での確認)
…ということで親と先生のチェックシートを用意して、次回診察で投薬を開始するか決めることになりました。
●通院2回目●
学校の先生にもチェックシートを記入してもらい、今度は親だけで通院。通院1回目からは1か月後くらいの時期かな?
上記★3つを確認したうえで「多動の薬によって効果が表れる可能性はゼロではないので、投薬を試してみましょう」ということになりました。
現在、彼に処方するならば2種類の薬があるということで、説明を受けました。
①コンサータ:投薬後しばらくすると、明らかな効果が見えやすい薬。覚醒作用のある薬。依存性については、どちらの薬もあまり心配ないが、あるとするならばコンサータの方。1日1回。朝に飲む。土日は薬はお休みすること。
②ストラテラ:投薬から効果が感じられるのは1か月~で、「そういえば、よくなったかも?」という効き方。もとはうつ病の薬だっととのこと。毎日休みなく朝晩飲む。
以上のような説明だったと思います。(実際のことはきちんとお医者さんに確認してくださいね)
以上の薬を説明されたうえで「どっちの薬にしますか?」と聞かれました。
あ、症状でこっちの薬がおすすめ、とか決めてくれないんだ…わかんないよ…。と思ったのですが
息子の場合、多動より主に不注意の症状が強く、
効き目そのものに「急いで、一気に」というイメージを求めていなかったことや、
家庭生活での
3)のすぐモノに触ってしまうこと
4)の多弁(喋りっぱなし)は家庭生活でも親として苦痛なところがあったため、
土日休みにならない②のストラテラを処方してもらうことにしました。
→続きは多動の薬②の記事へ。
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1)姿勢維持の難しさ(これは主に前庭覚の問題なのか?)
…授業中の座っている姿勢が悪く、だら~んとしてしまう、立ち歩きはしていない
2)集中すべきところに注目するのが難しい
…見るべきこと、聞くべきことへ注目できず、他のものに目移りしやすい、聞いていても途中でほかのものに惹かれて本来の作業を忘れることも。プリントなど、ポコッとやってない白答などがたまにある。
3)気になるモノにすぐ手が伸びてしまう(衝動性)
…触ってはいけないもの(子どもが触るべきではない操作ボタン、人のモノ)を、良いか悪いか判断する前にすぐ手が伸びてしまう。
4)声のボリューム調整・独り言・多弁
…学校の国語の音読や音楽の歌の時に無駄に大きな声を出してしまう。授業中に自分の世界にまつわる独り言(大好きなエレベーターの「上へ参ります♪」みたいなこと)を急に言ってしまう。休日、ひたすらに「お母さん、妖怪ウォッチの○○と××どっちが好き?」のような必ずしも相手が楽しいとは言えない内容の会話を続ける。トンチンカンなやりとりではないが、退屈な内容なので相手は聞いてられない。
5)身支度が下手
…忘れ物が多い。身支度や宿題など、自主的にはできない。(やれと言えば宿題にはすぐ取り組める素直さはある。)学校の支度は今もほとんど親がやっている。
このあたりのことが今一番の悩みです。
そのなかで2)3)のあたりは、もしかしたらADHDの症状と重なるのでは?と5歳ごろにOTの先生に指摘されました。その時に「多動の薬を試してみたら?」と言われ、一般的に服用開始して良い年齢(6歳)になるのを待って地域の療育センターに相談しました。
●通院1回目●
お医者さんはこれらの症状はADHDというよりは、やはり自閉症に起因するものである可能性は高いかも?という印象だったようです。
実際にADHDとしての側面があるかどうかをチェックしましょう。ということになりました。
★OTの先生による注意欠陥・多動性のチェック(その場で別室で本人が行ったので何が行われたかは不明)
★親がADHDチェックシートを記入する(家庭生活での確認)
★学校の先生にADHDチェックシートを記入してもらう(学校生活での確認)
…ということで親と先生のチェックシートを用意して、次回診察で投薬を開始するか決めることになりました。
●通院2回目●
学校の先生にもチェックシートを記入してもらい、今度は親だけで通院。通院1回目からは1か月後くらいの時期かな?
上記★3つを確認したうえで「多動の薬によって効果が表れる可能性はゼロではないので、投薬を試してみましょう」ということになりました。
現在、彼に処方するならば2種類の薬があるということで、説明を受けました。
①コンサータ:投薬後しばらくすると、明らかな効果が見えやすい薬。覚醒作用のある薬。依存性については、どちらの薬もあまり心配ないが、あるとするならばコンサータの方。1日1回。朝に飲む。土日は薬はお休みすること。
②ストラテラ:投薬から効果が感じられるのは1か月~で、「そういえば、よくなったかも?」という効き方。もとはうつ病の薬だっととのこと。毎日休みなく朝晩飲む。
以上のような説明だったと思います。(実際のことはきちんとお医者さんに確認してくださいね)
以上の薬を説明されたうえで「どっちの薬にしますか?」と聞かれました。
あ、症状でこっちの薬がおすすめ、とか決めてくれないんだ…わかんないよ…。と思ったのですが
息子の場合、多動より主に不注意の症状が強く、
効き目そのものに「急いで、一気に」というイメージを求めていなかったことや、
家庭生活での
3)のすぐモノに触ってしまうこと
4)の多弁(喋りっぱなし)は家庭生活でも親として苦痛なところがあったため、
土日休みにならない②のストラテラを処方してもらうことにしました。
→続きは多動の薬②の記事へ。
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